就職活動

⑤面接を受ける

⑤面接を受ける

・面接とは、基本的には応募者と面接者が対等の立場で、お互いを知ることを目的としています。
・相手(面接者)は面接を数多く経験しており、その場しのぎやごまかしは通用しません。十分に準備して、面接に臨むことが必要です。

(1)基本的な準備事項

・法人(事業所)の情報収集・調査(ホームページなど)
・法人(事業所)への質問の準備(面接時に確認したいことなど)
・返答内容の準備
・面接日時・面接会場の確認(実際に場所を確認に行くことも方法)
・面接時の服装や持ち物の準備・確認(筆記用具、法人情報、応募書類のコピー)

(2)印象・身だしなみの準備・心構え

チェックシート

POINT

・相手への第一印象を良くするためには、身だしなみを整えることが重要です。
・カバンは置いたときに倒れないようなものがオススメです。

(3)訪問時の注意点

・時間は厳守し遅刻は厳禁です。会場には10分前までには到着するように心がけましょう。
・施設(会場)に入った時点で面接が始まっていると考えましょう。
・携帯電話・スマートフォンの電源はOFFにしておきましょう。
・コートなどを着ている場合は、玄関に入る前に脱いで手で持ちましょう。

(4)訪問先での姿勢

・姿勢を正し、快活に歩くようにしましょう。
・訪問先の職員が往来する廊下では中央を歩かずにやや端寄りを歩きましょう。
・周りをキョロキョロ見ずに前を向いて堂々と歩きましょう。
・エレベーターを利用する場合には職員の後ろから乗って後から降りるようにしましょう。

(5)態度・姿勢

・背もたれに寄りかからないようにしましょう。
・自然な位置に手や足を置きましょう。
・面接官を適度に見ましょう。
・自然な笑顔を作りましょう。
・はっきりと聞き取りやすい声で話しましょう。

(6)面接で伝えるべき志望動機の3つのポイント

・この法人(事業所)で取り組みたいこと  →「こんなことにチャレンジしたい!」というビジョンを伝えましょう。
・なぜこの法人(事業所)なのか
 →志望動機で最も重要な“根拠”となる部分を伝えましょう。
・将来の具体的なビジョン
 →どのようなに活躍したいのか、貢献したいのか具体的に伝えましょう。

(7)「何か質問ありませんか?」と聞かれたら

・逆質問の内容を事前に準備しておきましょう!
 →面接官に何を伝えたのかを明確にしましょう

・何でも聞いていいわけではないことを理解する
 →事前に調べればわかることや条件などについて質問をすると悪い印象を与える場合があります。
意欲・やる気・自分の長所や強み

POINT

(例)
①もし、採用頂いた場合、出勤するまでの間に何か準備が必要なものや勉強しておくことはありますか?
②採用後に研修制度など、スキルアップできる機会はありますか?

(8)面接の質問例

・面接では、想定できる質問もあれば、まったく予想外の質問もあります。
・返答内容は暗記するのではなく、質問に対する考え方・回答の核となるキーワードを整理して書き出しましょう。
・ポイントを絞って覚えることで、棒読みではない自分の言葉で対応できるようになります。また、緊張せず的確に伝えるために、繰り返し練習することも方法です。

学 生

① 当法人を応募した理由は何ですか。
② 自己PRをしてください。
③ あなたの強みは何ですか。(長所・短所は何ですか)
④ 学生時代頑張ったことは何ですか。
⑤ 挫折や失敗体験はありますか。
⑥ 周りからはどんな人だと言われますか。
⑦ ○年後どうなっていたいですか。
⑧ 将来の夢はありますか。
⑨ 学校では何を学びましたか。
⑩ 学生生活で得たことは何ですか。
⑪ 尊敬する人は誰ですか。
⑫ 趣味や特技は何ですか。
⑬ 最近の気になるニュースは何ですか。
⑭ 最近読んだ本を教えてください。

一 般

① 当法人を応募した理由は何ですか。
② 今までの職務経歴を教えてください。
③ あなたの強みは何ですか。(長所・短所)
④ 今までの経験のない仕事を志望された理由を聞かせてください。
⑤ 今までの経験のどのようなことを活かせそうですか。
⑥ 今まで所属した会社の退職理由を聞かせてください。
⑦ 退職後のブランクの期間、何をしていましたか。
⑧ あなたが今まで経験した困難や問題はなんですか。また、どうやって乗り越えましたか。
⑨ 仕事上、心がけていることは何ですか。
⑩ 会社での人間関係においてどのようなことを心掛けますか。
⑪ いつ頃から入社できますか。