ブログ

介護老人保健施設くわの実の郷さん(東区)におじゃましました!


地域包括ケアシステムってきいたことありますか?
これは「高齢者が要介護状態になっても、住み慣れた地域で自分らしい生活を送るために地域内で医療・介護・福祉などの連携のもとサポートしあうシステム」のことです。
詳しくはこちら→https://www.minnanokaigo.com/guide/homecare/area-comprehensive-care-system/


そんな地域包括ケアシステムを東区で実践しており「住み慣れた地域で自分らしい生活を続けられるように」と法人理念を掲げているのが今回お伺いした社会医療法人 桑名恵風会(介護老人保健施設 くわの実の郷)さんです!


今回お話を伺ったのはこちらの方々

左:介護職員 渡辺様 右:事務職員 前川様
少し緊張しています。



まずは実際に介護職員として働いている渡辺様からのコメントを紹介します。
渡辺様は高校卒業後、ハローワークの職業訓練で介護職員初任者研修の資格を取得、経験がなかったため入職後3ヶ月間は桑名病院で看護助手として働いたそうです。

「初任者研修の資格を取り、介護の経験がまだない状態からくわの実の郷で働き始めました。ここは経験豊富な先輩がたくさんいます。先輩方からアドバイスをいただき、それを実践して、経験の中で自分のやり方を見つけ出せる職場です。
また勉強会が充実しており、たくさんの知識が得られます。フロアの職員で話し合いを行うフロア会議もあり、他の職員との意見交換も積極的に出来ます。
色々な職種と連携を取ることでより良い介護が実践できる職場だと思います。」



なるほど。
実はくわの実の郷さんは2018年に出来たばかりの施設で、開設当初から有資格で経験者を多く採用されていて、頼もしい先輩がたくさんいらっしゃるのですね!





「勉強会が充実」という点も気になります。
詳しくお話をきいたところ、勉強会は毎月開催しているそうです。過去の内容としては医療・安全でセンサーベッドの取り扱い(ICT!)や感染対策で嘔吐物処理、ノロウイルス・インフルエンザ感染予防、人権を尊重した虐待防止、認知症ケア、ターミナルケアなど様々です。


「色々な職種と連携」もポイントの1つでしょう。
介護職や看護職はもちろんのこと、リハビリ職員の理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などとも連携を取りながら支援しています。
法人理念にもあるように、「自分らしい生活を続けられるように」他職種連携が行われているのですね。




説明が少し遅れましたが、くわの実の郷さんのような「介護老人保健施設」とは、介護が必要な高齢者に医療やリハビリ、介護を通して支援を行い、家庭への復帰を目指すための施設です。
詳しくはこちら→http://www.roken.or.jp/about_roken

施設のすぐ近くにある桑名病院とも連携を行いながら医療と介護が切れ目なく行われています。



また介護老人保健施設の他に通所リハビリテーションも行っています。
こちらの通所リハビリでの特徴はパワーリハ!
写真のような機械を使って行います。





なんだかジムみたいですね。
普段使わない筋肉を使うため、負荷は相当軽いそうです(お風呂より楽だとか)


在宅復帰のために他職種連携、パワーリハなどに力を入れているところがお話を伺う中で感じられました!



最後に法人の方から一言いただきました!
「新潟市東区の閑静な住宅街の中にあり、介護老人保健施設では珍しくユニット型と従来型があり、それぞれの特色を活かしながら、在宅で生活するお手伝いをしています。在宅強化型の介護老人保健施設のため、入退所が多く、動きのある施設ですが、その分スタッフの連携が強く活気のある施設となっています。
開設してからまだ3年目ですが、福利厚生(雇用形態にもよりますが夏期休暇や年末年始のお休みがあります)も良く、働きやすい職場です。」






ちなみに、こちらは施設内6月の「マルベリー農園」のトマトです。他職種共同での栽培で、元気に育っています!収穫の野菜は入居者にも喜んで食べていただいています。



今回伺った法人
社会医療法人 桑名恵風会
介護老人保健施設 くわの実の郷
新潟市東区空港西2丁目14-35
TEL:025-278-7719
HP:http://www.ngt-kuwana.or.jp/?page_id=7861