ブログ

オーディナリーさん(新潟市北区)でお話を伺いました!


突然ですが、皆さんこちらはどこだと思いますか?



民宿?それともおうち?

正解は

サービス付き高齢者向け住宅

です!



サービス付き高齢者向け住宅とは、民間事業者が運営するバリアフリー対応の賃貸住宅です。60歳以上の高齢者、あるいは要介護認定を受けた60歳未満を対象にしており、多くは賃貸借契約となっています。


こちらでは24時間職員が常駐し、要介護1~3の11名が入所しています。
今までの介護のイメージを一新するデザインですよね✨


今回伺ったのは新潟市北区にある

一般社団法人オーディナリー

さんの運営する

「サービス付き高齢者向け住宅 五郎右衛門ノ家」


という施設です。



施設長の小川様にお話を伺いました。
パワフルで、お話してるこちらも元気をもらえるような魅力的な方!

まずは施設にお邪魔します♪



重厚感のある扉が目を引きます。
「私の祖父の名前から名付けたおじいちゃんの家のように作りました。この扉の奥から五郎右衛門さんが出迎えてくれるイメージで設置し、夜はライトアップされてとても綺麗ですよ。」


入った瞬間、旅館のようなレトロモダン。
古民家をリノベーションし、まだ3年と新しいですが、どこか懐かしく居心地のよい雰囲気です。

小川様は施設のリノベーションにも携わっており、「デザイン性の高さ」「入居者・職員の使いやすさ」を徹底してこだわり抜いた施設になっています。



例えばこのトイレ。



2方向から出入りできるようになっており、切り返しや方向転換が楽にできるような作りです。

「サポートする職員にとっても、横からの支えがしやすいように設計しました。」

他にも、紹介しきれないほどたくさんの住みやすさ、個々のプライバシーの尊重、介護のしやすさが詰まっています。






「ここでは一人一人にとって一番大事な部分を汲み取り、支援する。あくまで日常の延長です。言葉にするのは簡単ですが、実行するのは難しいことです。」

一人一人と真摯に向き合うことって忙しい業務の中だと難しい場合もあると思います。




様々なエピソードを教えていただきました。

入居者の方とのお話です。

「おうちから仏壇を持ってきて自室に置いている女性がいます。朝と夜にはお経を上げ、仏様を大切になさっています。そこで提案したのが、月に1回松浜の朝市に同行し、白い菊の花を1本買うこと。選ぶ楽しみ、人とのふれあい、自分の大切なものに向き合う時間は、心の充実に繋がります。もちろん、本人の希望に沿わないことはやりませんし、本人の意思を大切にしています。」



働く服装に関してもお話を聞かせていただきました。
「職員の服装は私服です。エプロンはデニム地のおしゃれなものを着用しています。理由の一つとして、入居者の方と買い物に行くときに、この方は介護されている、施設の職員と来ている、と一目でわかると嫌な思いをする方もいらっしゃいます。家族と買い物に来ていると周りから思われるような工夫をしています。これも日常の延長で支援を行うことにも繋がります。」



入居者の楽しみのひとつである、毎日の食事のお話です。
「ご飯は職員の手作りです。ここに来て食べる料理が新鮮で喜んでもらえることが多いです。家では白米、煮物、おひたしのメニューが多かった方が、ここにきて中華丼やハンバーガーを初めて食べた!おいしいんだね!と言ってもらうと作り甲斐がありますよ。」



入居者自身で行動・選択をしてもらい、自立を促すことも大切になさっているのですね。

今回対応してくださった小川様含め、職員みなさん笑顔であふれた元気な空間でした(^^)/
気になった方は、ぜひ施設見学等行ってみてください♪




今回お話を伺った法人はこちら
一般社団法人 オーディナリー
サービス付き高齢者向け住宅 五郎右衛門ノ家
新潟市北区松浜東町2丁目10番15号
TEL:025-384-8105